5期生のITロボット講座(こうざ)の第8回目でした。
今回は「プログラムの部品化」について勉強しました。
ロボットがたくさんの仕事をするときは、前へ進む、右や左へ曲がるなど、小さな作業を何回もくりかえし使うことがあります。
ロボットのプログラムをする上で、同じ動きをするときに何回も同じプログラムを書いてしまってはたいへんです。
ときどき書きまちがえたり、直すときにいくつも同じように直したりしなければなりません。
そのため、何回も使うかもしれないプログラムの一部分は、プログラムの部品として、簡単(かんたん)に何回でも使えるようにしたほうがよいのです。
マインドストームEV3ソフトウェアには「マイブロック」の機能があります。
この中に、よく使うプログラムの一部分を入れて、名前を付けておけば、同じ作業をするときにつけた名前のマイブロックを使えば何度も同じ動きをさせることができます。
「パラメータ」を使うことで、「10cm前進」「50cm前進」といった、少し数が違(ちが)うだけの似た動きも、1つのマイブロックが使えることもわかりましたでしょうか。
今回で5年生の授業は終わりでした。
次は6年生になります。今までは一つ一つの小さな作業をロボットにさせてきましたが、次回からは、それらの小さな作業を集めて、大きな仕事をさせることを学んでいきます。
ひきつづき、がんばりましょう。