5期生のITロボット講座(こうざ)の第7回目でした。
今回は「絶対値(ぜったいち)」について勉強しました。
「絶対値(ぜったいち)」は中学校の数学で習うものです。
でも、みんな「プラス」や「マイナス」はしっかり知っているので、そんなに難(むずか)しいことではなかったと思います。
ロボットのプログラムでは、前へ進むときと後ろへ下がるとき、右へ曲がるときと左へ曲がるとき、など、反対の動きをするときは、プログラムの数値(すうち)をプラスからマイナスに変えることで実現できることがあります。 そんなとき、どちらに進むときでも「進んだ量」を計(はか)るときは、マイナスの記号を消してしまった「絶対値(ぜったいち)」をとればいいことが分かったでしょうか。 そうすれば、前に進むときと後ろへ進むときで違(ちが)うプログラムをわざわざ書かなくてもよくなります。
えん習ができた人は、絶対値(ぜったいち)を使えばプログラムが簡単(かんたん)になることがあることが分かったかと思います。
絶対値(ぜったいち)は中学校の勉強内容ですが、学校の勉強もロボットを動かすうえでいろいろ役に立つことがあると、知ってもらえるとよいと思います。